【元グランドスタッフが解説】国際線乗り継ぎのときの受託手荷物はどうすればいい?初めてでも失敗しないスルーチェックインと注意点!

オーストラリアワーホリ、海外生活、国際結婚について情報発信をしているAkaneです♪

2022年3月現在、少しずつではありますが条件付きで海外への渡航ができるようになったり、日本帰国時の隔離措置等の緩和がされるようになりました!

オーストラリアもついに全世界へ向けて観光客も含め、留学ビザやワーホリビザ所持者へも国境開放しましたね!

ようやく海外に行けるようになってきたので筆者(Akane)も早く海外旅行に行きたくてうずうずしています(笑)

オーストラリア行きの便は直行便もあるものの、やはり値が張りますよね。少し時間がかかるけど国際線乗り継ぎ便の方が出費は抑えられるかなと思います。

 

直行便だと現地で預けた手荷物を受け取れるけど、乗り継ぎ場合は受託手荷物ってどうすればいいんだろう?
Akane
Akane

今回は国際線乗り継ぎの時の受託手荷物はどうすればいいのか、初めての乗り換えでも安心!

スルーチェックインの仕組みについて皆さんと共有できればいいなと思っています。

 

こんな悩みを解決します

・国際線乗り継ぎ予定だけど、現地で預けた荷物はどこで受けお取る?              ・乗り継ぎ先の空港で荷物を取ってまたチェックインし直さないといけないの?
国際線乗継ぎでも預けた手荷物は最終目的地で受け取ることが出来るから心配しなくても大丈夫◎
ただし、場合によっては乗り継ぎ地で受け取らなければならない時があるから要注意!!!

目次

出発地でスルーチェックインをすることができる

スルーチェックインてなに?という方もいらっしゃいますよね。

スルーチェックインというのは、国際線の乗り継ぎ時によく耳にする言葉です。

例えば、日本-乗り継ぎ地(海外)-最終目的地まですべての区間、同じ航空会社を利用する場合スルーチェックインといい出発地点の空港で最終目的地までのチェックインをすることができます。

日本から乗り継ぎ地までの搭乗券と、その乗り継ぎ地から最終目的地までの搭乗券も発行してもらえるのであなたは乗り継ぎ地で飛行機を降りたら乗継カウンターへ行く必要はなく、そのまま国際線乗り継ぎ(International Transfer)へ進み、次の乗り継ぎ便の搭乗ゲートまで行けば大丈夫です。

全区間同一航空会社を利用しなくとも、例えば日本航空×全日空というパターンでも大丈夫です。

このようなフルサービスキャリアの航空会社で提携をしていればスルーチェックインができます。

 

例えば、

私はよくオーストラリアのパースまで乗り継ぎ便を利用していました。

シンガポール航空を利用して成田空港 – チャンギ空港(シンガポール) – パース空港のルートでしたがいつもスルーチェックインをしてもらっていました。

チェックイン時にもなにも言わずともスルーチェックインはしてくれるので心配はしなくても大丈夫ですよ◎

 

預け手荷物も同じ!

最終目的地までチェックインがされているので自動的に最終目的地まで運んでくれます。

もし不安だなぁと思う方は空港で荷物を預けた時にもらうバゲージクレームタグの控え(手荷物タグ)を確認してみて下さい。

バゲージクレームタグの最上段に書かれている空港があなたが荷物を受け取る空港です。

 

もし仮に最終目的地が載ってない!という場合は、早めに乗り継ぎカウンター(Transfer counter)にて利用航空の職員にその旨を伝えて下さい。

送球に荷物搬送の手配を取ってくれます。

 

ちなみに、、

このバゲージクレームタグ紛失しないように大切に保管して下さいね!

というのも到着時の手荷物受取場では荷物の取り違いや紛失がが多発しています。

ほとんどの理由がバゲージクレームタグの控えに記されている番号と手荷物に付いているバゲージクレームタグの番号を照らし合わせず、自分の物だと過信して取ってしまうという確認ミスによって起こります。

 

まったく同じ色の同じブランドのスーツケースを自分のものだと過信して手に取って帰ってしまうケースをグランドスタッフ時代によく見てきました。。

トラブルを避けるためにも必ず確認をしてくださいね!

 

 

LCCを使う時や現地国内線乗り継ぎの場合は要注意

スルーチェックインの仕組みについてお話をしましたが、どの航空会社を使おうともスルーチェックインが出来るわけではありません。

航空会社同士が提携していないとスルーチェックインができないのです。

 

特にLCC(格安航空会社)の利用時や現地国内線の乗り継ぎの場合、スルーチェックインができないことがほとんどなので要注意です。

 

例えば、シンガポールを拠点に置いているLCCであるスクート航空を例にとってみます。

成田空港(スクート航空利用)- シンガポール・チャンギ空港 – パース空港(シンガポール航空利用)

 

上記のフライトスケジュールの場合、スルーチェックインができず一度シンガポールに入国をして荷物を受け取り、再度シンガポール航空パース行きのチェックインをし直さなければなりません。

この場合気を付けたいのが国によっては入国をするに当たり有効なビザもしくは電子渡航証明書がなければ入国できない可能性があります。

また、入国をして再度チェックインをするのに時間を要するので乗り継ぎ時間が短い場合は出発時間に間に合わない可能性があります。

 

特に格安航空券サイトで航空券を購入する際にはLCCとフルサービスキャリアの組み合わせが多いかと思います。

その時に航空券が安いからという理由だけですぐに購入せずチェックインをし直す必要があるかどうか、チェックインをし直す必要がある場合は乗り継ぎ便との間に十分な時間が確保できている確認をして下さいね。

 

現地で国内線乗り継ぎの場合

国際線乗り継ぎについてお話しましたが、次は現地の国内線乗り継ぎについてもスルーチェックインができないので注意が必要です。
例えば、成田空港(カンタス航空)- メルボルン空港(カンタス航空)- パース航空(カンタス航空)
のフライトスケジュールの例を見てみます。
この場合、全区間でフルサービスキャリアのカンタス航空を利用しているので一見スルーチェックインができるように思えますが実はそれができません。
オーストラリア国内でで国内線を乗り継ぐ場合、上記の例ではメルボルン空港でオーストラリアに入国をして荷物を受け取り、国内線の乗り継ぎカウンターで荷物を預けなければなりません。
飛行機を降りたあと、国際線乗り継ぎの方向ではなく入国の方に進みます。
ここを間違えないように気を付けて下さい。

国際線乗り継ぎで乗り継ぎ時間が長い場合

こちらでは国際線乗り継ぎでも乗り継ぎ時間が大幅に空いてしまう場合についてです。

 

例えば、シンガポール航空を利用してシンガポール乗り継ぎだけれど乗り継ぎ時間は7時間以上空く場合を見てみます。

乗り継ぎ地のトランジットエリア内で7時間以上時間潰せるよ!

という方はスルーチェックインをしても問題ないかと思います。

とはいえ、8時間~10時間もの間トランジットエリア内で時間を潰すのってかなり退屈じゃないですか?

Akane
Akane
せっかく時間があるし、入国をしてお土産を買ったり観光もしたいなぁ

こういった場合、スルーチェックインはせずに日本の空港から乗り継ぎ地点までチェックインをして、荷物も乗り継ぎ地点で受け取るということも可能です!

ただ、その国へ入国をするためのビザが必要であったり、また出発の際のチェックインは出発時間の2時間前までにするなど時間に余裕を持っておいた方が良いのでそちらも気をつけて下さいね。

いかがでしたか?
初めての国際線乗り継ぎでもこれらの事を知っていれば慌てることもなく何も心配せずに乗り継ぎできると思います!
国際的な往来が徐々に緩和されてきているのでこれから海外渡航を考えている方も多くいると思うので是非参考になれば幸いです!

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新情報をメールで受信できます!

コメント